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ワクワク楽しく仕事する為に一人になったんでした、そういえば。

12 06, 2011
山っ気が強すぎるのは危険ですが、オトコノコは少々冒険しないと面白く無いです。
私で言うところの冒険は即ち仕事上の投資に当るお金の問題ですが、スタイルを出す為の投資。
このお仕事を始めた大きな理由の一つ、沢山の面白いクルマに係ってみたいってことです。
そんなワケで、基本的によっぽどじゃないとオーダーの無い仕入れは行いませんが、今回は「よっぽど」。
私のよっぽどはどんだけかってーと、そりゃ物凄いんです。

決戦は木曜日、頼むぜテッちゃん。









IMGP3717.jpg

今日はちょっとクルマの成りが疑わしい850をチェックです。

先ずはバッテリーを念のため外して。









IMGP3718_20111206221212.jpg

ECMとTCMのボックスのリテーニングブラケットを外して。









IMGP3720_20111206221212.jpg

蓋を開けます。

・・・が、ロックのプレートがなくてその周囲がかなり何度も弄られた形跡があります。
何故でしょうか、850でECMをこうなるほど頻繁に外さなければならない修理は考え難いです。









IMGP3721.jpg

コントロールユニット。

上がECMで下がTCM。









IMGP3723.jpg

VINを確認。

YV1はボルボのメーカーコード。
Lはモデルコード、つまり800シリーズ。
Wは車体形状、つまりワゴン。
58はエンジンコード、この場合は「B5234T-5」。

と、それぞれにきちんと意味があるんですね。
後の方のVは年式で、他のメーカー同様に1997年製造って意味です。









IMGP3724.jpg

資料で確認。

間違いはないですね。









IMGP3728.jpg

次に、エンジンと組み合わされるコントロールユニット品番を。

96年以降のAT車ですし、ナオヤ君(DS708)で入れなかった事を考慮すると、
「1996-、A/Timmobilizer」しかないことになります。

そのコントロールユニット番号と・・・









IMGP3726.jpg

現物を比較。

ボルボ品番もボッシュ品番も一緒ですね。
ただし、写真はありませんがエンジンが「T-5」じゃなくて「T」が載っている感じなんですよね・・・

もしかすると日本に入る前に(入った後かも知れませんが)、ROMチューニングでエンジンを壊し、
「T」を載せてコントロールユニットも中古に交換しているとか。
それだと何度も何度も開けられているユニットボックスにも合点が行きますが、あくまで想像。

ハード的なTとT-5って、緒元上は違いが良く判りません。
そもそも出力以外で何が違うのか?なんて気にしながら仕事をしたことがなかったのでチンプンカンプンです。
出力はTが225psに対してT-5は240psと違いがありますが、これはマッピングの問題だと思います。
ATなのかMTなのかで発生回転数を変えたりしているだけなんじゃないかと。

つまり、ECMに正しいものが使われていれば仮にエンジンが載せ換えてあっても建前馬力は240psなんじゃないか?
ってことですね、ターボの過給圧設定も同じ感じだし。

こんな視点でボルボを見るのは実際に初めてですので、足りない部分のあるかも知れません。
が、そんなことより先ずはエンジンの調子を取り戻さないといけませんね。









IMGP3722_20111206221501.jpg

車体・エンジン・コントロールユニットの整合性はほぼ取れたので、次はマネージメント。

私、ちょっと勘違いしていました。
基本的に97年のモデルは850だろうが870だろうが、モトロは4.4しかないと思っていました。
あとはシーメンスのフェニックスですが、ターボな時点でそれはありません。
しかし見るとこの組み合わせはモトロニック4.3ですね。

これはナオヤ君(DS708)には不得手な領域でしょう。
フラッシュコードのOBD1じゃないモトロ4.3は、そこを意識している診断機が必要ですね。

そろそろお昼です。









IMGP3729.jpg

と思っていたら物凄いタイムリーにお昼ごはん(ランチ)が~!

千葉の油手料理人、ガレイジータジヤ代表クレイジーソルト中村がデリバリーしてくれました。
ありがとう。









IMGP3737.jpg

スルスルと入って行きます。

O2のシグナルにO2のヒーターと長期フューエルトリムにエアマス。









IMGP3739.jpg

この辺りから、仕事に夢中になってしまって写真が飛び気味です。

ランチで言うところのデーターストリーム、つまりライヴデーター(パラメーター)チェック。
写真だから数字が止まっているわけじゃないんですね、実際にピクリともしません。

写真がありませんが、短期フューエルトリムも物凄く小さいしインジェクションタイムなんか3.3msです。
これじゃあ調子も悪いですし、なにが原因なのか判ったもんじゃありません。









IMGP3740.jpg

なのでアダプション(学習値)のリセット。

モトロはマネージメント関係の仕事をやったら必ずこれをやらないとダメです。
若しくはこれをやってからトラブルシュートしないとECMから出る情報がアベコベです。

すると各ライヴデーターがかなり落ち着きましたが、短期フューエルトリムが低いです。
なのでエアマスを新品にしてみると、ほぼ1になりましたのでOKです。
しかし一定の時間アイドルさせていると1に固定されてしまいます。
どうやらその瞬間にO2のDTCが入力されているようですね。
改めてO2の出力をモニターするとやっぱり固定。
リセット直後も固定。










IMGP3741.jpg

実際の出力。

まるで動きません。









IMGP3743.jpg

ヒーター電源。

エンジンは止まっているので低目の数字ですが、問題なし。
即部品屋さんに電話してラムダプローブを注文です。

エアマスとO2、ダブルパンチな850でした。
しかし交換してみないと安心できないオーラも纏っていますので、気は抜きません。









IMGP3745.jpg

ぐっさーん、用意できたよ~。

エルフの低床用スタッドレス&ホイールセット。
一本だけタイア新品にしましたが、かなりリーズナブルに揃えることができました。





明日は876のオイル&フィルターと、テールゲートショックの出張交換。
uno&kane様、宜しくお願い致します。






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大震災直前に独立を決意し、3年弱のブランクに苦しみながらもなんとかお客様のお役に立とうと奮闘しております。

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