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あのクルマたちは。

01 27, 2016
なんつーか、所謂すごい名車だったりすごいメジャーだったりするクルマはいいんですよね別に。

かといって、すごいマイナーなところを探っているわけでもなく。

凹みますねぇ。
自分の中で光り輝く最高のクルマたちは、20年の間に消滅したんです。
何割かは土に還ったのでしょうが、ほとんどは意思を持って炉に放り込まれた。

古いクルマは環境に良く無い?
いやいや、適合させる技術はもう十二分に確立されている。

プリウス・アクアの二車種だけの登録台数が、日産のフルラインナップ登録台数を超える時代。
トヨタさんはそんなに設ける必要があるのかなーって。

現場じゃあ、ハイブリッドはどこも点検するところが無い。
いやいや、点検なんぞしないでくれよメカニックさん。
余計なことはしないでパソコンに従っておくれ。

冗談抜きで、現場から「修理」って言葉がほぼ消えてるんです。

あのね、いっくら時代が進もうとも。
実績のないシステムが製品に盛り込まれる割合はいつだって同じですよ。
だから、「触るなよ。壊れないしw」ってメーカーさんが言うクルマもいつか壊れる。

そん時、プリウス・アクアで日本の地面が覆い隠された時。
壊れますよ絶対に、誰が直すんでしょうか?

ハイブリッド車の技術研修でね、質問するわけですよ。
正に明日がその技術研修なんですが。

決して難しい質問じゃないし、修理を前提としたシステムの理解に欠かせない事。
例えば、モーター冷却システムに圧力弁(ラジエターキャップ)が付いてる。
って事は、そういう温度になる事が想定されている。

当然気になるわけです。
エンジンは心地よい作動温度が90度だって解ってるけど、モーターは?と。
冷却システムを保護しなきゃいけない温度まで上がって良いものなのだろうか?と。
良いなら良いで、じゃあヒートマネージメントはどうなってるの?と。
数値をそれぞれ質問する、何かあったらトラブルシュートに絶対欠かせない。

ニューカーフューチャーできちんとお勉強してきているはずの、ベテランエンジニアさん。
その場の温度を、今あなたが冷却しましたよと言わんばかりの目で私を見てお茶を濁す。

小難しい理屈をたくさん知っていなくてはいけない立場の人がこうです。
果たして現場で実際にクルマに触れるメカニックで、そういう意識の人が何人いるか。

こんな「壊れない」ことを前提としたメカニック教育が当たり前になってたらね。
将来、クルマ直せる人なんていなくなる、確実に。
キャブ車の話じゃない、ハイブリッドやEVです。

そうじゃなくって。
自分が作った製品に対する責任って意味でも。
開発や新しい製品の製造販売に向けるチカラを少しだけ古いクルマに向けて欲しいな、と。
高性能な触媒をレトロフィットとして用意する、代替部品も製造に関する今の環境基準で作る。

新しく設定した一定の環境基準に適合しなければ乗っちゃダメよ、くらいはいいと思う。
メーカーで用意したコレコレの部品でレトロフィットすればクリアできるからしなさい、と。
それはディーラーの工場でやりましょう、ディーラーじゃないとしっかり直せませんよ、と。

「直す・修理する」ってことへのコンシャスネスは消しちゃいけない、未来永劫。

飛躍しているように思えるかもしれませんが防潮堤もにたようなもんだ。
こっちはもっと深刻、生きるってことへのコンシャスネスだ。

つまり、どうして「大切なものを捨てていくの?」と。

考えちゃうよなー。










ってーことで明日は主任者の技術研修です。
ちゃんと空気読んできます。














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